海外にある日系企業で働くメリットは“日本の良さを実感”しながらの“海外経験”
調査結果によると、「海外にある日系企業で働いてみたいですか？」という質問には、“はい”という回答が36％、“いいえ”という回答が42％という結果となり、海外で働くからには外資系で働いてみたいという意見がやや上回っています。ただ、「海外にある日系企業で働くメリットは何だと思いますか？」という質問に対して、“海外での経験を積める”（31％）、“給与・待遇がいい”（20％）、“語学が身に着く”（15％）が上位を占め、海外での経験・スキルを取得できることと、日系企業の待遇面の良さが大きなメリットとして考えられています。次に、12％が“日本人の良さを改めて実感できる”（12％）と回答しており、現地の企業と比べてみて、改めて日本の良さを実感できることも日本企業で働くメリットとして挙げられています。以下、今回の調査結果となります。
これらの回答に対して、ブログ記事やオンライン掲示板では、「海外営業で内定もらいました。国内で経験を積んだ後、海外で働きます。」「私も3年は国内で修業。早く海外に行きたいです。」など、将来海外勤務を視野に入れた就職活動を行っている様子が垣間見え、就職活動もグローバル化しているようです。また、日本のTPP（環太平洋パートナーシップ協定）参加をめぐり、7月からの交渉参加にめどが立ったという見方が出たことからも、日本企業のグローバル化は今後急激に加速していくことが予測されます。
【調査タイトル】
海外進出に関する意識調査
【調査要綱】
- 対象国:日本
- 調査方法：オンラインアンケートとインターネット上に投稿されたブログ記事やオンライン掲示板
- サンプル数：200
- 調査対象期間：2013年4月17日～2013年4月23日
